2回に亘ってストレスについてお伝えしてきました。最後の3回目はストレスを最小限にする方法です。
1回目→ストレスと自律神経の関係性と整体の役割
2回目→対応できるストレスと対策
以下の4つは私達も普段から気をつけている事です。ついつい悪い方向へ考えてしまう時、不安になってしまう時に意識してみてください。なかなかできないという時は夫婦、友達同士でやってみて下さい。私達も夫婦で実践中です。
1、嬉しい事に目を向ける
人は意識を向けると、その対象がどんどん大きくなります。大勢の中でこの人の話を聞こうとしたらその人の声がより大きく聞こえるのと同じ原理で、大きくしたいものを見れば見るほどその対象がどんどん大きくなっていきます。
10のうち辛い事が8でも2の嬉しい方に意識を向ける。すると自然と嬉しい事が大きくなり辛いことが小さくなります。
2、呼吸を整える、呼吸に目を向ける
「息」は「自らの心」と書きます。呼吸とは心の状態を形にしたものです。
呼吸が浅いと怒りやすくなり、物事をマイナス方向に捉えたり、不安な方へ引っ張られます。呼吸が深いと自分の軸がブレず、どしっと安定し、何事も冷静に見ることができます。
なので呼吸を整える事で心をコントロールすることも可能です。きついな、辛いなと思う時は自分の呼吸はどうなっているかな?と確認してみてください。
3、言葉を肯定的にする
言霊と呼ばれるように言葉にも力が宿っています。その力は偉大で発する言葉は自分自身を作っていきます。
最初は本意でなくてもいいので、マイナスの言葉や過剰な謙遜の言葉を発する自分に気づいた時には「感謝」「ありがとう」「嬉しい」「楽しい」などのプラスの言葉を使うようにすると心も身体も緩み楽になります。
4、当たり前のことに感謝する
ご飯を食べれることに感謝する、
住む家があることに感謝する、
仕事があることに感謝する、
家族がいることに感謝する、
友人がいることに感謝する。
当たり前のことに感謝できると幸せを感じる頻度が多くなります。
世界を見渡してみると戦争、貧困などで私たちが当たり前にしている事、できている事が当たり前じゃない事もあります。ある意味私たちは日本に生まれてきた時点でとても幸せなのです。
上記の4つはストレスを最小限にする為にできることですが、自律神経を整えるためにも意識してほしいことです。色々な人にお会い会したり本を読んで思う事は、幸せな人ほどこれらを無意識にしていることが多いなと感じます。
そして全てを完璧にやるのではなく、できることから【焦らず、無理せず、丁寧に、淡々と】していくと、いつの間にかそれをやる事が習慣になっていきます。辛くてできない時はできない事を認めてあげて自分に優しく接する、できている事に目を向けてを肯定してあげる。継続は力なりです♪