先日、メンテナンスにいらした女性のクライアントさんと野口晴哉先生の話になりました。
野口晴哉先生は昔の日本の整体師です。私は3年ほど前に今の師匠との出会いで野口晴哉先生を知りました。それ以来本も好きで、naturaの整体の軸にもなっています。
クライアントさんが野口晴哉先生を知っていてとても嬉しく思いました^ – ^
野口晴哉先生の本に書いてあるお話を少しさせていただきます。
風邪や熱などの症状が出ている間、自然な経過をたどるとカラダに溜まった悪いものを出して、滞ったカラダを整えています。上手に経過ができれば、引きおわった後はカラダが整います。カラダに悪いものが溜まれば、風邪をひいて出そうとします。
自然の経過を無視して薬で症状を抑えると、悪いものが外に出きれないのでスッキリせず、また風邪を繰り返します。
これは私も経験済み。勤務時によく体調を壊していた時、いつも薬に頼っていましたが、結局また風邪を引くというのが半年も続きました。トータルで1年くらいは体調不良。この頃は自分に余裕がなく、何も楽しくなかった。カラダが弱いなあと情けなくなりましたが、野口晴哉先生の本を読むと、なぜ自分が風邪を繰り返してしまっていたのかが理解できました。
お店をオープンしてから約2年ないくらいですが、疲れた時にだるいなあとか、少し咳が出るくらいで寝込む事はなくなりました。そんな時は大事を取って早く寝ますしね。やっぱり知っているのと知らないのとでは違います。対策もできるようになるし、安心度があるので、不調も余裕を持って受け止めることができます。
今と昔は時代も違い、ライフスタイルにも大きな変化があります。女性も男性と同じように働いていますし、社会的なストレスも多くなり、体調不良を訴える事も多いと思います。仕事をしていると、自分の体調で休んだりできないので、薬に頼ってしまうしかないという選択にもなっています。そして、飲んだ後のデトックスができていない。
もちろん大きなものは西洋医学の力に助けられる事もありますが、薬で症状を抑えることのデメリットは知っておく必要があると思います。また、悪いものが溜まれば風邪をひいたり嘔吐したり、下痢をしたりなどするカラダ本来の大切な機能を厄介に思い、嫌う人も多くいます。私も以前はそうでしたが、大きな病気になる前に防ぐことができるので、今は感謝できるようになりました。
もっとカラダの本質的な機能を大切に思う人が増えてほしいなと思いますし、私も伝えていけたらと思います。
ちなみに、これはわたしが前に書いた風邪についてのブログ記事です^ – ^
→風邪の引き始めにも施術を