本日のお客さん、4日前に左足首を捻挫して、2日前にストレッチをしていたら腰がボキッとなって左腰が痛くなったとのことで来院。
大学でバレーをしていて早く治したいとのこと。
症状としては前にかがもうとすると左腰が痛んで曲げられない。
検査をしてみると捻挫の影響で仙腸関節と腰仙関節に大きな捻れがありました。
また捻挫した状態を物語るように筋膜の捻れが残っていました。
以下の図のような感じです。
このように捻挫や事故後というのは痛めた部位に限らず様々な部位に影響を及ぼします。
今回のその影響が腰周囲に強く現れていたケースです。
治療ではまず仙腸関節、腰仙関節の捻れを治し、足首を調整しました。
前にかがんでもらうとだいぶ曲がるようになったがまだ左腰に痛みがあるとのこと。
次に首の調節、背骨の調節をしました。
前にかがんでもらうとツッパリ感はあるが普通に前にかがめるようになりました。
また右足首を過去に何度も捻挫をし、左腰に負担をかけやすいことも分かりました。
左の足首はまだ腫れが残っており、この影響でまだ腰のツッパリ感は残っていますが、近いうちに痛みは引いていくでしょう。足首の治療はもう一度必要だと考えますが、帰りにはかがめるようになって靴もスムーズに履けていたので一安心です。
今回のように、捻挫をした後から腰痛や首痛が起こることは多々あります。
全身は部位、部位で分かれているわけではなく一枚の膜で連続して繋がっています。固定して痛みがなくなったから大丈夫ではなく、その捻挫の影響がのちのち腰痛や肩こり、首こり、五十肩などになって現れることも少なくありません。
捻挫後から腰痛や肩こりがひどくなった、頭痛がでるようになったそんな方がいましたら整体サロンnaturaにご相談ください。