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自律神経からみた夏バテの原因と対処法

夏の気温は30度超えは当たり前。気温35度になり、湿度は80%、聞くだけで外に出るのが嫌になります。夏ってなんかやる気が起きないし、体がダルイ、動きたくないといったことを経験したことがある方は多いのではないでしょうか?

そこで今回は自律神経からみてなぜ夏バテが起こるのか?

そしてどのように対処したらよいのか?をまとめました。

 

★なぜ夏バテが起こるのか?

その一つに寒暖差があります。人間は様々なことでストレスを受けますが実は一番のストレスが気温差なのです。なぜ気温差がストレスになるのか?

 

それは自律神経にあります。

 

私たちは無意識に

寒くなると交感神経が働き、筋肉を緊張させ、血管を収縮し体内の温度を高く保とうとします。

逆に

暑くなると副交感神経が働き、筋肉を弛緩させ、血管を拡張し汗を出し体内の温度を低く保とうとします。

※上記の画像はこちらからお借りしました。

 

今はどこに行ってもエアコンがガンガンに効いてるので、お出かけすると室内は涼しい、外は暑いの繰り返しになるわけです。

そうなると自律神経は大忙しになり、エネルギーを過大に消費して疲れます。運動して疲れるのとは違い、体にとってはとても嫌な疲れになるのです。これが夏バテの原因となります

なので涼しいところにずっといるか、暑いところにずっといるほうが自律神経としてはスイッチを何度も切り替える必要がないため負担は少ないのです。

 

★夏バテの対策

夏バテの対策として、

自律神経のスイッチの切り替えを最小限に抑えるということが重要になってきます。そこで家にいるときと外出時の対策あげていきます。

 

①家にいるとき

・外との温度差を作りすぎない(冷やしすぎない)

・家のなかを家事などでウロウロする場合は一箇所だけ冷やすのではなく均等に温度を下げる。

・エアコンを入れたり切ったりしない。

 

②外出時

・できるだけ直射日光を浴びない、アスファルトの上を歩かないようにする。(アスファルトと木陰では表面温度差が20度近く違うそう。木陰では20度、アスファルトの上では50度以上になるそう)

・日傘をさす。

・デパートなどエアコンがガンガン入っているところでは一枚羽織る。

 

あと季節の野菜をしっかりと取りましょう。

夏野菜には、水分やカリウムを豊富に含んでいるものが多く、身体にこもった熱を身体の中からクールダウンしてくれます。トマトやキュウリなど生で食べられるものも多いので、夏に不足しがちな栄養素を簡単に補給できるのが夏野菜の長所です。

 

夏バテ気味だけどどうしていいかわからないという方は是非、気温差に注意して普段の生活を見直してみてください。

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