先日、足首を捻挫した方から問い合わせがありました。
『捻挫後でも整体でよくなりますか?』とのことでしたが、
『捻挫や交通事故、転倒などの外傷後は早めに整体を受けた方が治りが早く、
その後の後遺症なども出にくいです。』とお伝えしたところ、来院されることに。
捻挫後10日程経過しており、普段はギプス固定で生活しているとのこと。
歩き方は患部をかばっており、患部は腫れと熱感がだいぶありました。
また、全身をみると足首だけでなく、股関節、骨盤、脊柱と捻挫時の衝撃を受けているのがわかりました。
施術は衝撃を受けているところを解放して捻れを整えていき、全身がきちんと調和して動けるようにしていくことです。
施術後は明らかに見た目が変わるくらい腫れが減り、動きもよくなりました。
固定は必要な時期もありますが、体液の流れが滞るために治りが遅くなる場合があります。自然治癒力を引き出せるよう、カラダが治る経過を辿れるための施術してくことも、捻挫においてはとても重要です。
歩き方もスムーズになり、このまま回復していくことを願います。
捻挫や転倒、交通事故後はなるべく早く治療をした方が、治りは早くなりますし、その後の後遺症などもでにくくなります。
後遺症なんて出るの?と思うかもしれませんが、カラダは捻挫時の衝撃を記憶していますし、足首のねじれが癖になり捻挫を繰り返しやすいようになっていくことがあります。
また、衝撃を受けたままギプス固定すると、ねじれや硬さが残ったままになるので、その後の日常生活に悪影響を及ぼすことがあるので要注意です。
外傷後にギプス固定をする場合も、まず衝撃を受けたところを解放して、筋膜や骨膜のねじれをとってあげることがとても重要です。
そうすることで血液の循環や筋肉の働きがよくなり早く回復します。
捻挫などの外傷を受けた場合、まずは医療機関にかかり骨折がないかどうか確認し、傷口などの処置をしてから整体を受けることをお勧め致します。