1・2月は寒さによる緊張性の痛みや、日照り時間が短くなることで起きる冬うつの症状の方が多く来院されました。
そして4・5月はストレス性の自律神経症状で来られる方が増えてきます。
原因は環境の変化によるストレス。
4月は入学や異動、引っ越し等で人間関係や生活環境がガラリと変化する時期です。
逆に自分に合う変化であれば体調が良くなることもあります。
わたしたちは普段からいろいろな情報(環境・食事・人間関係・物)に触れています。
気がつかない無意識の部分でカラダはいろいろな情報を受け取り、反応しています。
そして、自分にとって合わないもの(ストレス)に触れるとカラダを固めます。
自律神経症状は無意識な部分での影響が大きいと感じています。
いわゆる潜在意識です(本音と建前でいえば本音)
カラダはとても正直で嘘がつけません。
ストレスも無意識のうちに受けているものだと思うのです。
ストレスは人が成長する上で、免疫をつける為にもはある程度必要なものでもありますが、許容を超えたストレスは自律神経を乱す元となります。
自律神経をコントロールするには
1、焦らない…焦るとカラダが緊張して悪いイメージを想起させます
2、良いイメージを持つ…楽しんでいる未来をイメージするようにする
3、自信を持つ…自信を持つことで良い方向へ引っ張る力が生まれます
環境の変化に敏感に反応する繊細な自律神経。また、原因がわかりづらく、心の問題とされてしまい、苦しんでしまうこともあります。
人は刻一刻と変化をしており、誰もが環境の変化を経験します。
それに伴う心の状態や体調も同じように変化をしています。変わらないものはないですし、ストレスがかからない人はいません。
自分はどういうタイミングで体調が悪くなりやすいのかを知り、調整できるようになることが大事です。
整体はカラダに溜まってしまったものを一旦外に出し、自分のストレスのかかりやすい箇所や癖を知り、調整していくためのきっかけのひとつです。