テレビや雑誌で「ストレス解消法」という言葉を聞くと思いますが、ストレスを解消するというのはどういうことなのでしょうか?
人というのは、常にエネルギーを生み出しています。
そのエネルギーを良い方に使う人もいれば悪い方に使う人もいます。
運動や仕事にエネルギーを使う人
目標達成のために使う人
食べる、飲むにエネルギーを使う人
人の悪口を言ったり、いじめに使う人
怒りなどの感情に使う人
など、様々です。
中にはエネルギーを使わず、自分の中に溜め込む人がいます。
実は頭痛がしたり、背中が痛くなったり、なんとも言えない不調が続く人は
このエネルギーをうまく使えず溜め込む人が多いと感じています。
社会の中でうまく生きていくには、したいことをできなかったり、言いたいことを抑えたりなど、なにかと我慢をしなければなりません。
これはしてはいけない、これは言ってはいけないという思いや、子供の頃からの固定観念がエネルギーを溜め込む原因になっている場合があります。
私は事務作業をしていると背中が痛くなったり頭が悶々としたりします。
私にとって、事務作業はエネルギーを使うというよりは溜め込んでしまうのです。
逆に施術はエネルギーを使うので治療している方が体調が良かったりします。
なので、エネルギーが体に溜まってきたなー。と思う時は散歩に出かけたり、プールで泳いだり、休みの日に山に登ったりしてエネルギーを発散します。
痛いから、不調だからと言って家でじっとするより、自分のエネルギーの発散場所を作ることが不調の改善につながることもあります。
当サロンのお客さんでも、仕事をしている方が調子がいいという方もいらっしゃいます。
これはいいエネルギーの使い方です。
逆にイライラを人にぶつけたり食欲をコントロールできずに食べすぎるという人は、エネルギーを良い方向に使いきれていません。
エネルギーを良い方に使うか悪い方に使うか溜め込むか、一体自分はどこに使っているんだろうと考える癖をつけ良い方向に使うエネルギーを多くする事で良い循環が生まれます。
人というのは常にエネルギーを産生しています。
そして常に何かに使おうとします。
これをテレビや雑誌では『ストレス解消』と呼んでいるのですが、
私はストレス解消という言葉より、エネルギーのコントロールという方がしっくりきますしストレス解消というと悪いことをしているかのような言い回しなので好きではありません。
このエネルギーのコントロールができるようになると、自分の体調管理もしやすくなります。
エネルギーをコントロールするという視点を加えることで体調管理がしやすくなるということを心にとめておいてください。
明日は定休日。
エネルギーを出しに、遠賀にサイクリングに行って来ます(^ ^)