【年齢】 30代前半
【性別】 女性
【職業】 主婦
【飲酒・喫煙】 なし
【服薬・サプリメント】 なし
【初回来院日】 2019年1月前半
【最終来院日】 2019年2月後半
【地域】京都郡苅田町
【施術回数】 5回(週1回を4回、2週間に1回を1回)
【主症状】 右肩の痛み。特に洗濯物を干す時と寝る前に痛む
【その他】 頭痛・肩こり・手足の冷え・むくみ・疲れやすさ
【来院ルート】紹介
【メンテナンス期間へ移行】 基本的にはなし。調子が悪くなった時などに利用
【施術経過】
1週間前から右肩の痛みが出現。夜寝る前に痛みが強くなるのと家事に支障が起きた為、既存の方の紹介で来院。
右肩は挙がるが、左肩に比べると関節の連動性が低下して筋肉の緊張が強く、無理に挙げている。痛みを感じている部位は筋肉と判断。
原因は内臓疲労(主に腸)による骨盤のゆがみ(後傾位)、腰の硬さからと判断。お腹の張りも見れられる。元々骨盤のゆがみがあったことに加え、近日多忙だった影響から疲労が溜まり、交感神経過敏の状態が長引き呼吸が浅くなって治癒が遅れていると考えられる。お菓子の摂取も多かったとのこと。
1回目から4回目までは約1週間に1回のペースで来院。3回目あたりから挙上時に少し筋肉の張りがあるが痛みはほぼなくなった。5回目は2週間後に来院。お腹と右肩の筋肉の張りもなくなり、日常生活で支障がないとのことで終了。
終了後は決まった期間でのメンテナンスはなし。疲労が溜まった時や調子の悪い時など、その都度利用している。
【まとめ】
肩関節の動きは骨盤や腰の安定が大切であり、この部位に不具合が起こると体幹が不安定になって肩の動きに支障が起こる。
骨盤や腰は前に内臓がある為、食べ過ぎなどで内臓疲労が起こると骨盤の歪みを助長させる原因になる。内臓疲労は食事や生活習慣、ストレスの問題が出やすい箇所であり、肩の問題でも原因になっているケースが多い。
肩は色々な方向に動かせる関節で筋肉が多く、また体幹の安定や他の関節との連動性が必要になる為、悪化をする前に施術することが望ましい。
このクライアントの場合は症状が出てからの期間が短く大きな可動域制限がなかったことから改善が早かった。早期改善にはできるだけ早めに取り組むことが理想的である。
※個人の経過であり全ての経過を保証するものではありません。参考として提示させていただいています。